約束の1月23日がやってきました。
マンションNを買うと決めて、一週間。不動産屋との正式な契約の日がやってきました。
りそな銀行から、ローンの事前審査がOKだったとのこと。最大の問題点だった資金の工面も何とかなりそうです。
でも、やっぱり気になるのは、ほんとうに、今、あの物件を買ってもよいかどうかという疑問。
仕事もそっちのけで悩みました。
場所は、やっぱり目黒がいい。→ 一戸建ては高くて買えない→ マンションにする。→ 新築マンションは高すぎ→ 中古マンションにする→ 築浅は高くて買えない→ 築古のマンション
になってしまう。
その点マンションNは、駅から徒歩1分(2分か?かわらないか。。)の距離。1Fがスーパーという、-スーパー良い立地。 高ポイント。
いい点としては、値段がお安い分、好きなようにリノベできる点。これも高ポイント。 うち作りが楽しめる。建築マニアな私としては、やっぱり既製のものより、手作りがいい。
ただ、難点。家族が増えるとすると、部屋が少し狭いこと。→ 住み替えがある可能性→ 住み替えの時点でのマンションNの価値って?借金と相殺できる額で売れるか?→ 売れたとしても、住み替え先の家の借金をまた同じくらい背負う。→ そんなんだったら、住み替えるなんて考えずに、もうすこし広い家を買ったほうがよくないか?→ そうすると、目黒駅周辺では難しいし、よっぽど将来売れなくなるリスクもあり。
なーんてぐるぐる考えていましたが、結局は、マンションNでの生活を選ぶことにしました。先の将来なんて実際どうなるかわからない、ならば今楽しもうではないかと。家族が増えても、やっていけないことないし。どうせお金を使うんなら、自分たちの愛しい住まいにお金をかけたいと。
で、会社帰りに夫の会社によって、二人で待ち合わせ時間に不動産屋へ。
その前に、今日必要になるお金をおろそうと、MUFG銀行へ向かいました。今日は、頭金、不動産仲介手数料の半額など合わせて200万以上は必要です。
ATMで金額を入力し、払い戻しボタンをポチっ。 あれ?処理が受け付けられません。何度やっても駄目です。
あれーーこれは、もしかしてーー。不安は大的中。一日の取引額は50万までと決められていたのです!おれおれ詐欺の被害を防ぐためだそうです。
冷汗が出てきました。どうしよう。今、2人の手持ちのキャッシュカードでは他行を合わせても支払金額に足りない・・ 今日の契約を延期することなどを考えながら、夫が不動産屋に電話すると、とりあえずなんとか対応するとのこと。
「あぁ、これで私たちの信用が落ちてしまうね・・」と言いながら、しようがなくリバブルM氏を訪ねました。
実は、午前中に売主さんがリバブルにいらっしゃってて、すでに今日私たちが支払うはずだった金額で領収書が用意されてしまっていたのです。この金額さえ用意できさえすれば・・という手筈だったらしいのですが、それさえも、今の私たちには用意できない。 恨めしい、ATM規制。
M氏が頭を悩ませていたので、「家に帰れば、ゆうちょのキャッシュカードがあるのであと50万は用意できるかもしれません」と聞いてみたところ、ぜひそうして頂きたいとのこと。
ということで、いったん自宅に戻ることになってしまいました。
M氏に車で自宅へ送ってもらって、ゆうちょカードを取ってとんぼ返り、その足で郵便局に行き、ドキドキしながらパスワードを入力する私。だって、ゆうちょなんて、中学生の時に作った口座のまま、ほとんど使ってないので、パスワードが違ったらどうしようと、もうほんとにドキドキしました。結果はセーフ。無事に50マンゲット。
ようやく、ほっとした表情になる一同。あーー、それにしてもぎりぎり過ぎじゃありませんか?
そのあと、リバブルのオフィスに戻り、契約書にサインなどをして儀式は滞りなく進み、本日はいったん終了。明日、足りない分のお金は私がリバブルに持参することになりました。
とりあえず、契約ができたので良かったのですが、物事は計画と下調べも重要だということがしみじみとよく分かった一日でした。
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