2009年2月アーカイブ

いろいろと考えたすえ、L社とも迷いましたが、最終的にはHさんに設計を、正式にお任せすることにしました。

決め手は、彼のダイナミックな構想案（費用の面で全面採用はできないのですが）、その費用の面で色々と無理が聞けそう、設計時も気楽に意見が言えそう、といったところでしょうか。

ということで、急きょ夫のオフィスに来ていただき、プラン見直しのための打ち合わせをしました。

やっぱり、塗り壁や、家具帳のAVボード、建具を全部変えたりと、予算オーバー甚だしかったので、絶対譲れないポイント、譲歩してもよいポイントを上げなおしました。

そんなリストはこんな感じ。

1) 玄関 
 レトロタイル張り
 収納（靴箱）のとりかえ

2) 廊下 
 リビングダイニングと同じフローリング
 天井に曲線（R)を付けるという案は、マンションっぽくなくていいかも・・
 壁天井は壁紙でもよい。
 洋服を掛けられるフック（木＋真鍮のフック）

3) トイレ・洗濯機・洗面
 便器交換
 洗面台交換
 洗濯機置場交換（日立のドラム式をおけるもの）
 レイアウトは現状でもよい。トイレのドアも、あってもよい。
 床材はタイルぽいものが良いが、値段により相談、壁をタイルにする場合は全面でなくてもよい
 壁・天井は、壁紙でもよい。

4) キッチン
 作業場があるていど余裕があるもの、既製品でも気に入ればOK
 食器棚、冷蔵庫、炊飯ジャー、電子レンジ、（精米機）、（HB）
 壁つけの場合、調理台向かいの壁はタイル（ランダムな色を混ぜた）がいい

5) リビング・ダイニング 
 最低150ｃｍのテーブルが置けるように
 AVボードは本当にシンプルなものでOK。手作り感丸出しでもOK。あんまり高いものは望んでない。TV台は別途既成品購入してもいい。
 床はフローリング
 できれば、やっぱり床暖
 壁天井は珪藻土を塗りたい（やむ負えない場合は、けいそうくんでDIY）
 
6) 洋室１（大）
 まっくらになるようにしたい。廊下側のドアor戸、窓から明かりがもれてこないように。
 フローリングではなく絨毯でも、安くなるならOK
 壁天井は珪藻土を塗りたい（やむ負えない場合は、けいそうくんでDIY ）
    
7) 洋室２（小） 
 多少狭くなってもよいが、あまりに狭くなることは避けたい。

8) 窓  
 二重サッシはやっぱり欲しい（洋室２はなくてもよい）が、障子はなくてもよい。

9) 収納 
 納戸がほしい（贅沢？）

これと、予算の兼ね合いで、プランを作ってもらうことにしました。

結局、やりたいことは抑えておらず、あとは工夫して安くしましょうということですね。

夫は、自分の考えた設計案を披露していましたが、どんなのができますやら。楽しみです。

１週間後くらいには、また草案が出てきそうです。

昨日で一通り、４社のプランが出そろったわけですが、さて、いったいどこに設計を頼みましょうか。。

長所と短所を挙げてみました。

F社　

　長所：見積もりが一番安い、珪藻土、タイル、フローリング材量をよく調べてくれている

　短所：リノベーションというよりもリフォームになってしまっている、にしては料金高い。

　　　　　イメージは理解してくれているが、やっぱり予算の壁なのか、冒険がなくって、印象薄になってしまった。

J社

　長所：実際の施工に安心感がある

　短所：デザインの趣味が悪い、和になりすぎ

L社

　長所：キッチンはとてもよい、収納をよく考えてくれている、床暖などもしっかり組み込まれている

　短所：見積もりが高いし不明瞭、構造計算できなさそうな不安を感じる(from 夫）、設計に時間がかかりそう

Hさん

　長所：建築家らしく、いちばんダイナミックな構想案。イメージを大切にしていて、やりすぎと言っていいほど、改造したプラン。模型付きでインパクトは大。友人の友人というところで、信頼感、相談もしやすい。

　短所：見積もり高い。

なやみます

今日は、J社のプランを聞いてきました。J社は自由が丘から歩いて、５，６分のところのマンションの一室でした。

床はこげちゃのフローリング+リビング床暖つき

建具は焦げちゃ、床にそろえて

キッチンは規正もの

壁収納は家具づくり

壁はしらす壁

トイレは、床を黒い塩ビタイル、あとは白モザイクタイル、タナは焦げちゃ

玄関は収納作りなおして、床タイル

間取り変更なし。

そんなかんじで、最高700万。

問題点：ダイニングテーブルの置き場所。　ちょっと、和すぎる。キッチンの壁面が赤いタイルとは。。

CGとかも作ってくれていて、プレゼンはとてもわかりやすかったです。

値段は、工事の内容にしては安そうです。プランも話し合いで十分変更可みたいなかんじでした。

評価 3/5ってかんじかな。

今日はF社との打ち合わせ２回目。

提案していただけるプランを伺いにF社の事務所に行きました。目黒郵便局に近いところに事務所があります。

プランのメインは、オーダーキッチン、フローリング張り替え、珪藻土塗装、トイレ、洗面台のそうリフォームなど。特に間取りや建具の移動はありませんでした。

キッチンは、タイル張りで対面キッチン。L社との打ち合わせで、分離型がすっかりイメージになっちゃっていたので、なんか違和感が。。でも、考えなおそう。

リビングの壁収納はなかなか、素敵。でも高いけど。

イメージは大切にして頂いたみたいで、全体的に焦げちゃ。フローリング、壁収納、建具、巾木などは焦げちゃ。

リクエストの玄関用タイルはなかなかよさそうなものを見つけてくださっていました。昭和初期の復刻版だって。

しかし、実は全体的な印象は、間取りを変えていなかったから、とても普通に思えて、ちょっとがっかり。

まぁ、内容はこれからの打ち合わせで変えていけるので、このプラン通りではないけどね。

見積もりは２ベッドルームは手を加えず、間取りも変えず、床暖もなしで、５００万くらいでした。

明日は、朝から銀行で契約。夜はジャステックと打ち合わせ。　忙しくなりそうです。

ARTS&CRAFTS展のあと、神田で久しぶりに鰻を堪能した後、L社の打ち合わせに行きました。

見積もりの前の、プランの方向性を決めるための打ち合わせです。

２つのプランを提示していただきました。

気に入ったほうのプランでは、

まず玄関を入ると、和ダンスがローカの突き当りにどーんと鎮座します。

そして左を向くと、リビングに入るための引き戸。入ると、すぐキッチンが見えます。

キッチンは、２列型で、コンロとシンクが向かい合わせ。これが一番しっくりくるとのこと。

冷蔵庫はコンロ側の横、つまりリビング入って　すぐ右。そのとなりにワインセラーを置ける場所も確保。

食器棚は、入口すぐ左です。

寝室へは、リビングとの仕切り壁を少し壊してそこに引き戸を差し込みます。

ドアを削ってできたスペースは収納に変更。これは、収納が増えて大満足。

水場はトイレのドアと、壁を途中まで削って空間を広く確保します。

廊下が広くなったので玄関も、すこし広めに拡張できます。

しかしながら、和ダンスの置き場所、ベッドルームの引き戸変更案、収納確保案って、若手建築家Hさんに聞いた案にそっくり。

やっぱり、うち程度のリフォームだと、できる範囲での模様替えとなると案も似たり寄ったりになるのかな。

L社さんから頂いた本日の宿題

１）キッチンの仕上げを決めること

　　　シンク回り、コンロ回り、作業部分の表面の加工　・・・タイル？人工大理石？ステンレス？

　　　シンクの材料　・・・　人工大理石？ステンレス？

　　　収納の扉　・・・　木？色は？ガラスはめ込む？

２）建具

　　　扉のデザインは？ガラスをはめ込んだ入りする？色は？

３）トイレ、洗面台の水場

　　　収納のレイアウトは？

　　　洗面台のデザインは？

うーーーん。イメージと調和を大切にしたいので、どれかが突飛に浮くことだけは避けたいです。

こりゃ真面目に考えなきゃ。渋くてレトロかわいい感じを目指して、納得できる答えを見つけたいと思います。

L社さんとの次回打ち合わせは２１日を予定。どうしあがってくるしょうかね。

今日は、朝早起きをして、上野の東京都美術館にARTS&CRAFTS展を見に行きました。

ARTS&CRAFTSというのは、イギリスで１９世紀におこった、美術運動で、産業革命での工業製品で画一化され、失われた職人技による美というものを見直そうではないかというものです。

ウィリアム・モリスという人が中心になって、室内装飾、食器、家具などをその思想に賛同した人々が作り上げています。

この展示会は、その当時にデザインされた壁紙、タペストリー、などはもちろん、お部屋の一室が復元展示されていたりしました。

そのイギリスのもの、ヨーロッパのもの、そして、日本のものもありました。

日本で民藝というジャンルを確立し、古いものにスポットライトを当てた柳宗悦の三国荘の展示があり、ゴテゴテしていましたが、ポイントをみればなかなか。

ウィリアム・モリスの壁紙も図柄的にとても素敵です。着物にしてもいいのでは？なんて思ってみていました。部屋全体に張るのは、ごてごてしすぎすぎますが、絵として額に入れて張るのはいいかも？

日本民芸館

http://www.mingeikan.or.jp/home.html

少しは参考になったかなぁ。

今日はL社から、プランができたので見に来てほしいとの連絡がありました。

マンションを見に来たのは４社のうち一番最後だったけど、いちばん最初の連絡です。

もともと、仮の案をいったん出した後に、もう一度練り直したいという話だったので、まずはお互いの方向を確かめるといった感じなのでしょう。

８日の日曜日にL社の恵比寿ショールームに行くことになりました。楽しみだな。

でも、８日はもともと、今上野でやっているアーツ＆クラフツ展を見に行く予定にしていたので、またまた忙しくなりそう！

今日、見積もりをお願いしている４社のうち、最後のL社の内見が終わりました。

L社とは、一度打ち合わせをしてあるので、今日の本題はマンション内部の採寸、前回からの要望の変更点、優先順位などをすり合わせしました。

L社は、今回の４社の中で唯一の女性組。年も近いと思う。

手がけたマンションを見させてもらった時も、良い印象を受けたので、プランの出来上がりが楽しみです。

ただ、優先順位をつけて、やっていきましょう言ってきたのはL社だけで、打ち合わせの段階から、費用はかかりそうな雰囲気。

果たして、高くても、L社を選びたいと思わせるプランを出してきてくれるかな。。

さてと、いったいどの業者に頼むことになるのでしょうか？

２月２０日をめどにプランを出してくれるようにお願いしています。結果が楽しみですね。